究極clown
「んあ?? なんだ明ぅーはよお・・」

まだ眠気が取れてないらしく
むにゃむにゃと喋っていた。
まぁそれはいつものことだ。

少し躊躇ったが、
それはほんの数秒。

「今日、学校休んでいい?だるい」

明らかに病人風に言ったはずだけど
ちゃんと誤魔化せたかな?

「・・・そうか、じゃぁしっかり寝てるんだぞ?」

うん。とあたしはいい子のお返事。


予想以上にあっさりとサボりが実行された。
日ごろの行いの成果だと自分に思い込ませて
あたしはベットに戻ることにした。
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