暗闇の星屑、夜明けの太陽 〜番外編〜
「ハルー!
お弁当買って来たから一緒に食べよう!」



「おー、助かる
…て、言っても狭いけど…」



ハルに会いたくなって
カフェの帰りにハルのアパートに寄った



「なに?
まだこんなダンボールいっぱいあるの?」



さすがに今日はもぉ
イズミちゃん来ないよね?

さっき来たって言ってたもんね

で…何もなかったと…



「なかなか片付かなくてさ…
適当に座ってよ」



これじゃあイチャイチャもできないか…



適当にハルの隣に座った



「え、近くない?」



「そぉ?
私達いつもこんなカンジだったよ」



「お弁当温める?」



「コンビニで温めてもらったから大丈夫」



「じゃ、なんか飲み物入れてくる」



そう言ってハルは立って



「麦茶でいい?
ここ置いとく」



私から離れて座った



ハルはもぉ私のじゃない



< 13 / 56 >

この作品をシェア

pagetop