暗闇の星屑、夜明けの太陽 〜番外編〜
「あ、かわいい!」



植物園のカフェを出た所に
花のアクセサリー屋さんがあった



「どれ?」



「このピアスかわいい」



かわいいけど…子供っぽいか



ハルちゃんに釣り合うには
もっと大人っぽいアクセサリーしなきゃ



「月島に、似合うよ
今日の雰囲気に合ってる」



え…それって
今日の服装も子供っぽいってこと?



お店の人とも目が合った



いろいろ恥ずかしい

もぉ誰もこっち見ないで

ムリ!



「ハルちゃん、次行こう
まだ見るところある?」



「うん、あるよ
外行ってみようか
結構歩くけど大丈夫?」



「うん、大丈夫だよ」



「じゃあ、コレください」



ハルちゃんがお店の人に
私が選んだピアスを渡した



「え!
ハルちゃん買わなくていいって!」



「いいじゃん
オレが欲しんだから…」



オレが欲しいって
自分がするのか!?

そんなわけないけど

恥ずかしいじゃん、私



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