暗闇の星屑、夜明けの太陽 〜番外編〜
トイレには寄らず
ハルちゃんの車に戻った
「やっぱり植物園じゃない方がよかったかな?」
「んーん…」
場所はどこでもいい
ハルちゃんと一緒なら
「でも、手ぐらい繋いでくれたっていいじゃん」
「手繋ぐって、そんな学生みたいな…
あ…学生か…ごめん…」
年の差なんてどうでもいいと思ってた
手を繋ぐのは学生とか関係ないよ!
おばあちゃんおじいちゃんだって繋いでる!
ハルちゃんは私に触れたいと思わないの?
勇気を出して手繋ぎたいって言ったのに
ダメだった
先生、私間違ってましたか?
ハルちゃんは
やっぱり私の先生でしかないのかな?
膝の上の手をグーにしたら
そこに涙が落ちた
あー…泣くなんて尚更子供
ハルちゃん
こんな女めんどくさいでしょ
やっぱり付き合わなきゃよかったって思うよね
でも私は…
私はハルちゃんが好き
手なんかもぉどおでもいいや…
「ハルちゃん…ピアス、ありがと…
大切にするね」
ハルちゃんがピアスを着けてくれて
すごくドキドキした
似合うって言ってくれた
私が喜んでるのを見て
喜んでくれた
もぉ、それでいい
私の涙で濡れたグーに
ハルちゃんの大きいパーが被さった
優しい手
ハルちゃんの手を握り返した
これでいい
きっとハルちゃんは
ベタベタしたり
イチャイチャするの
好きじゃないんだ
「ハルちゃん…」
私のこと、好き?
それは、怖くて聞けない
「なに…?」
「ハルちゃん…好きだよ」
私の気持ちを伝える
「オレも、好きだよ」
優しい声
「本当…?本当に…?
なんか私…自信なくなって…」
「ごめん、不安にさせて…
オレ、そーゆーの苦手で…
でも本当に月島のことは、好きだし…
大切にしたいって思ってる」
エミちゃんが言ってた
ハルは愛情表現が不器用だって
でも優しくて一途だって
「うん…信じるね
ハルちゃんにもっと好きになってもらうために
頑張るね、私」
好きだから、信じるしかない
好きだから、頑張るしかない
「月島は頑張らなくていいよ
…
頑張らなくても
もぉ充分好きだし…
…
今日だって可愛くしてきてくれたの
わかってた
…
なのに、どぉ伝えたらいいか…」
繋がってる手
ハルちゃんの指先が私の指先に絡んだ
「いいよ…ハルちゃん…
…
伝わったよ
…
ちゃんと伝わった」
好きだった言ってくれた
可愛くしてきたのも気付いてくれてた
これでいい
目を閉じたら堪えてた涙が溢れた
頬に伝った涙をハルちゃんの指がなぞった
「嬉し涙だからね…大丈夫だよ」
ハルちゃんの手が私の頬を優しく包んだ
ハルちゃんと目が合って
息をする間もなく
ーーー
キスされた
また目が合って
また私の涙を拭って
ーーーーー
またキスしてくれた
「今日…
ずっと我慢してた
…
今日でもないか…
…
前から、ずっと…」
ハルちゃんが恥ずかしそうに言った
「ん…?」
「もぉ、我慢できなかった
月島が、可愛すぎて…
…
誕生日の日、アパート来れる?
オレなりに頑張るから…」
「うん、楽しみにしてる」
「うん、待ってる」
今のキスでもっと好きになったけど
しょっぱかったのはちょっと残念
ハルちゃんの車に戻った
「やっぱり植物園じゃない方がよかったかな?」
「んーん…」
場所はどこでもいい
ハルちゃんと一緒なら
「でも、手ぐらい繋いでくれたっていいじゃん」
「手繋ぐって、そんな学生みたいな…
あ…学生か…ごめん…」
年の差なんてどうでもいいと思ってた
手を繋ぐのは学生とか関係ないよ!
おばあちゃんおじいちゃんだって繋いでる!
ハルちゃんは私に触れたいと思わないの?
勇気を出して手繋ぎたいって言ったのに
ダメだった
先生、私間違ってましたか?
ハルちゃんは
やっぱり私の先生でしかないのかな?
膝の上の手をグーにしたら
そこに涙が落ちた
あー…泣くなんて尚更子供
ハルちゃん
こんな女めんどくさいでしょ
やっぱり付き合わなきゃよかったって思うよね
でも私は…
私はハルちゃんが好き
手なんかもぉどおでもいいや…
「ハルちゃん…ピアス、ありがと…
大切にするね」
ハルちゃんがピアスを着けてくれて
すごくドキドキした
似合うって言ってくれた
私が喜んでるのを見て
喜んでくれた
もぉ、それでいい
私の涙で濡れたグーに
ハルちゃんの大きいパーが被さった
優しい手
ハルちゃんの手を握り返した
これでいい
きっとハルちゃんは
ベタベタしたり
イチャイチャするの
好きじゃないんだ
「ハルちゃん…」
私のこと、好き?
それは、怖くて聞けない
「なに…?」
「ハルちゃん…好きだよ」
私の気持ちを伝える
「オレも、好きだよ」
優しい声
「本当…?本当に…?
なんか私…自信なくなって…」
「ごめん、不安にさせて…
オレ、そーゆーの苦手で…
でも本当に月島のことは、好きだし…
大切にしたいって思ってる」
エミちゃんが言ってた
ハルは愛情表現が不器用だって
でも優しくて一途だって
「うん…信じるね
ハルちゃんにもっと好きになってもらうために
頑張るね、私」
好きだから、信じるしかない
好きだから、頑張るしかない
「月島は頑張らなくていいよ
…
頑張らなくても
もぉ充分好きだし…
…
今日だって可愛くしてきてくれたの
わかってた
…
なのに、どぉ伝えたらいいか…」
繋がってる手
ハルちゃんの指先が私の指先に絡んだ
「いいよ…ハルちゃん…
…
伝わったよ
…
ちゃんと伝わった」
好きだった言ってくれた
可愛くしてきたのも気付いてくれてた
これでいい
目を閉じたら堪えてた涙が溢れた
頬に伝った涙をハルちゃんの指がなぞった
「嬉し涙だからね…大丈夫だよ」
ハルちゃんの手が私の頬を優しく包んだ
ハルちゃんと目が合って
息をする間もなく
ーーー
キスされた
また目が合って
また私の涙を拭って
ーーーーー
またキスしてくれた
「今日…
ずっと我慢してた
…
今日でもないか…
…
前から、ずっと…」
ハルちゃんが恥ずかしそうに言った
「ん…?」
「もぉ、我慢できなかった
月島が、可愛すぎて…
…
誕生日の日、アパート来れる?
オレなりに頑張るから…」
「うん、楽しみにしてる」
「うん、待ってる」
今のキスでもっと好きになったけど
しょっぱかったのはちょっと残念