暗闇の星屑、夜明けの太陽 〜番外編〜
暗い部屋でしばらくイチャイチャして

カーテンを開けたら
もっと恥ずかしかった



「ハルちゃんの誕生日は
どこか旅行に行きたいな」



「行きたいとこあるの?」



恥ずかしさを紛らわす為
そんな話をした



「んー特にないけど…
ハルちゃんはどこか行きたい?」



今日、泊まりたいって言ったら
絶対ダメって言うでしょ

だから旅行なら必然と泊まりになるよね?



「考えとく」



「ハルちゃんと一緒ならどこでもいい
泊まりで行こうよ!」



「あのさ…
明日も休みだし…今日泊まってく?」



「え?…泊まって、いいの?
ハルちゃん絶対ダメって言うと思ってた」



「や…ごめん…
一緒にいたいな…って…
オレが我慢できなくて…
別に変な意味じゃないから…」



はじまったばかりだけど
私とハルちゃんの恋は純粋に順調です



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