彼女が服を着替えたら
ハルだって仕事で疲れてるのに平日に
泊まらせてくれるなんて申し訳ないな‥


急いでバックパックに
最低限の着替えと必要なものを入れていく。


殆どハルの家に
週末お泊まりセットがあるから、
着替えだけ持ってハルの元に向かい、
一緒にハルのマンションに向かった。


外に出た時、
まだいたらどうしようって思ったけど、
いなくてホッとした‥‥


『お腹空いてるだろ?
 家に帰って簡単なもの一緒に作ろう』


「うん、私が作るから‥‥‥
 来てくれてありがどう。」


隣を歩く大好きな人の腕にしがみついて、
もう一度泣きそうになるのをグッと堪えた


ハル‥‥
私本当にハルといられて幸せだよ‥‥。


電話して心配して駆けつけてくれる人なんて、
今まで一人もいなかった。


心配かけてごめんなさい‥‥

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