彼女が服を着替えたら
ガチャ



ドーム型の建物に足を踏み入れると、
予想以上の広さと天井の高さに
二人で驚いたてしまった


グランピング‥‥いいじゃん!!
ホテルより明るくて開放感あるし、
一面外が見えるだけで、とても気持ちいい‥



『すごいな‥この景色』


ドームの正面一面から外が見えて、
雪がまだ溶けてない山々や、綺麗な
湖が見えて遠くまで開けた景色を
眺めながら感動してしまう


「ほんと‥最高だね‥‥ん?」


張り付いて見ていた私を
後ろからすっぽり包み込むハルが
大きく欠伸をして私の肩に顔を擦り寄せる


「ふふ‥‥運転疲れたよね?寝ていいよ?」



いつもよりも朝早く起きて運転させたから、
ハルは少し眠そうだ


まだ時間も早いし、明日もあるから今の内に
少し休んでほしい。



『じゃあ一緒に寝る?』


「えっ?‥‥ちょっ!!」
< 94 / 169 >

この作品をシェア

pagetop