彼女が服を着替えたら
大きめのダブルベッドが2つ置かれた
場所にそのまま倒れ込むと、焦る私を見て
ハルがクスクスと笑い始めた


「もう離して‥‥ンッ」



顎を捉えられると塞がれた唇に驚く間も無く、
侵入してきた甘い舌が私の弱い部分を
どんどん攻めてくる


「ハル‥‥待っ‥‥ンッ」


何度も重ねて最後に唇を啄むと、
眠そうな顔でもう一度笑って耳元で囁いてきた


『また続きは夜な?』


ハルの腕の中から抜け出すと、
本当に疲れていたのか、
そのまま本当に眠ってしまったので、
置いてあったブランケットをかけてあげた


はぁ‥‥
唇に甘い余韻だけ残されて思い出すだけでも
顔が火照る

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