振り向けば、キス。
――初めて会ったとき、私を見て楓が微笑んでくれたあのときから。
私にとって、楓は絶対だった。
それはきっと、これからもずっとなんだろう、と。そう思う。
楓が、私を見捨てない限り。きっとずっと続く。
**
「っ重た……波樹もでかなったなぁ。初めて会ったころは、ほんまにちっこかったのに」
そう言って、ベッドに寝かしつけた波樹を見ながら笑う楓は穏やかで、氷沙はなんだかほっとした。
「そだね。いつのまにか楓より身長だけおっきくなっちゃったもんね」
私にとって、楓は絶対だった。
それはきっと、これからもずっとなんだろう、と。そう思う。
楓が、私を見捨てない限り。きっとずっと続く。
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「っ重た……波樹もでかなったなぁ。初めて会ったころは、ほんまにちっこかったのに」
そう言って、ベッドに寝かしつけた波樹を見ながら笑う楓は穏やかで、氷沙はなんだかほっとした。
「そだね。いつのまにか楓より身長だけおっきくなっちゃったもんね」