君と私の秘密の時間
そして、次の日に望月くんに連れられて、私は生徒会室にやってきた」
「生徒会室?」
「そう。俺、生徒会長だから」
「生徒会長⁈」
びっくりして大きな声が出てしまった。
「日向、何騒いでんだ」
ガラガラとドアが開いた。
中から男子生徒が顔を出した。
「誰だ、その子」
「昨日話した子。この子も一緒に混ぜて欲しいんだけど」
「え、誰誰?一緒に食べよー」
他にも女子が二人と男子が一人いた。
「二人で食べるのも良かったけど、みんなで食べた方が美味しいと思って」
にこりと望月くんは笑った。
屋上で二人で過ごしていたのも楽しかった。
でも自分からみんなに歩み寄って見るのもいいかもしれない。
あの二週間も私の大切な時間に変わりはない。
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