この度先輩のご飯係になりました~私と先輩の幸せレシピ~

 大盛り上がりの中体育祭が終わって、私はへとへとになりながらお姉ちゃんと家に帰ってきた。


 体育ジャージから部屋着に着替えて、私はリビングのソファに寝転んだ。


「はーーつかれたぁ~」


「お疲れ。って言っても美桜は疲れるような競技出てなくない?」


 お姉ちゃんの指摘に、少し頬をふくらませながら言い返す。


「午前中は走ったり色々参加したの~。あと応援だって疲れるんだから」


「はいはいお疲れさま」


 そう言ってお姉ちゃんは冷たいオレンジジュースを出してくれた。


「ありがと!」


「美桜、今日の晩ご飯どうする?体育祭で疲れてるだろうし、今日はお姉ちゃんが作ろうか?」


 お姉ちゃんの提案に、私は勢いよくぶんぶんと首を横に振った。

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