強面社長は幼馴染のつよつよ教師を一途に溺愛する
「この写真、いいわね」
「え?」
「糸先生、元々とっても美人さんだけど、これはなんていうか……きゅんとしちゃう可愛さだわ」
「きゅ、きゅん⁉」
なんだか私には無縁の言葉だ。
「これ、誰が撮ったの?」
「え……それは……」
「お友達かしら? こういう表情を引き出すお友達って……男性?」
なぜわかった⁉
「ふふふ、その顔だと図星みたいね。その人は、婚活アプリに登録したって知ってるの?」
「知ってるも何も、目の前で登録したんですよ」
そこで私は白蛇男との見合いから登録に至るまでをかいつまんで説明した。
「従弟に聞いたとか言って、やたらと婚活アプリに詳しいんですよ」
「ふうーん……。糸先生とその人との関係性は?」
「え……だから聖堂館の同期で」
「だけじゃないでしょう? 糸先生、その彼のこと好きなんだ?」
「うっ……」
なんでわかった? 一言もそんな話してないのに。
「え?」
「糸先生、元々とっても美人さんだけど、これはなんていうか……きゅんとしちゃう可愛さだわ」
「きゅ、きゅん⁉」
なんだか私には無縁の言葉だ。
「これ、誰が撮ったの?」
「え……それは……」
「お友達かしら? こういう表情を引き出すお友達って……男性?」
なぜわかった⁉
「ふふふ、その顔だと図星みたいね。その人は、婚活アプリに登録したって知ってるの?」
「知ってるも何も、目の前で登録したんですよ」
そこで私は白蛇男との見合いから登録に至るまでをかいつまんで説明した。
「従弟に聞いたとか言って、やたらと婚活アプリに詳しいんですよ」
「ふうーん……。糸先生とその人との関係性は?」
「え……だから聖堂館の同期で」
「だけじゃないでしょう? 糸先生、その彼のこと好きなんだ?」
「うっ……」
なんでわかった? 一言もそんな話してないのに。