青春フォトグラフ
「ならノートとか紙に興味のあること、得意なこと、やりたいこと、苦手なことを書き出してごらん。それだけでもかなり分かりやすくなるから」

「わかりました。ありがとうございます」

私はさっそく家に帰って、紙に月島先生に言われたことを書き出していった。

「えーと、まずは、得意なこと…」

私が得意なことは、料理だ。

カフェでバイトするようになってから、かなり料理の腕は上がったし、作れるデパートリーも増えた。

次にやりたいこと、苦手なことを書いた。

そして最後に興味のあることを書いた。

やはり、私は一人で何かをやるのがいいようだ。

人と関わることは嫌いではないが、得意な方ではない。
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