お嬢様は“いけないコト”がしたい
その言葉には固まってしまった。
“それもいいかもしれない”と、そうとも思ってしまった。
「やっぱり、それはないです。
一美さんにはちゃんと幸せになって貰いたいので、セックスレスのままこの生活を続けることはないです。」
幸治君が自分に言い聞かせるように真剣な顔でそう言って、何度も頷いている。
幸治君のその顔を見ながら私も小さくだけど頷く。
「私のこと・・・“普通の一美”のこと、“普通”くらいでいいから幸せにして?」
「はい。」
幸治君の両手がまた私の腰に回り、ソッと抱き寄せられた。
「じゃあ、帰りに避妊具買いましょう。」
「うん。」
「・・・そういえば、何でコンビニに売ってるのを知ってたんですか?」
「親戚の女の子達から聞いたことがあって。」
「お嬢様って“いけないコト”に興味津々らしいですからね。」
「うん。」
返事をしながら幸治君の背中に両手を回し、強く抱き締めた。
そしたら幸治君も私の身体を強く抱き締め返してくれて。
「経験ないですけど俺が相手で大丈夫ですか?」
「7歳も8歳も年下で、それも経験のない男の子が相手とか“いけないコト”だよね?
それに浮気とか不倫の“いけないコト”には興味がないから、私は旦那さんになった幸治君と気持ち良い“いけないコト”がしたい。」
幸治君の唇を見詰めながらそう言うと、幸治君の顔がゆっくりと私の顔に下りてきた。
「じゃあ、帰ったら気持ち良い“いけないコト”を最後までしましょう。」
「う・・・ンッ」
“うん”と返事をする前に、また幸治君から唇を勢い良く塞がれた。
そして深くゆっくりと私の口の中をかき混ぜてきて。
「・・・ハァッ・・・出掛ける前に10分貰っていいですか?
部屋で仕事をして“いけないトコロ”を静かにしてきます。」
「私も下着を取り替えてくるね。」
「そんなに・・・?」
幸治君が物凄く興奮した顔になり、そして・・・
「え・・・?」
ハーフパンツのお腹にスルッと手を入れてきた。
驚き固まっていると、幸治君の手は私のパンツの上から“いけないトコロ”を捉え・・・
「ンッ・・・」
「ヤバいくらいトロトロ・・・。」
私の“いけないトコロ”を優しく撫でてきた。
「あんなにずっと触ってくれなかったのに・・・っ」
「帰ったらもう最後までしていいことになったので、それは触りますよね。」
「でも・・・もう出掛けるのに・・・っ」
「そうですね。」
気持ち良くなり始めていたのに幸治君の指がパッと離れてしまい、私のことを意地悪な顔で見下ろしてきた。
「10分後に行きましょうか!」
「酷~い・・・本当に意地悪・・・。」
「でも、嬉しいですよね?
一美さんもいつも俺の“いけないトコロ”をこうやって焦らしてきて、俺めちゃくちゃ内心喜んじゃってますし。」
そう言われたけれど・・・
何もなくなってしまった私の“いけないトコロ”がもうダメで、太ももをモジモジと動かし自分で刺激してしまうくらい、もどかしくて・・・。
「私は全然嬉しくない~・・・」
「とか言って、本当は喜んでますよね?」
「違う・・・本当に違う~・・・」
「あ、間違えちゃいました?すみません!
続きはまた帰ってからゆっくりしましょう!」
「・・・絶対にいつもの仕返しでしょ?」
「まさか!俺いつも内心めちゃくちゃ喜んでるから違いますって!!」
そう言いながらも意地悪な顔で楽しそうに笑い、部屋の中に入っていった。
「苦しい・・・」
私の“いけないトコロ”が苦しいくらいにもどかしくなり、それを振り切るように足音を立てながら部屋へと戻った。
「あんなに意地悪しなければよかった・・・。」
幸治君の反応が可愛すぎて意地悪ばかりしていたことを物凄く後悔しなら。
“それもいいかもしれない”と、そうとも思ってしまった。
「やっぱり、それはないです。
一美さんにはちゃんと幸せになって貰いたいので、セックスレスのままこの生活を続けることはないです。」
幸治君が自分に言い聞かせるように真剣な顔でそう言って、何度も頷いている。
幸治君のその顔を見ながら私も小さくだけど頷く。
「私のこと・・・“普通の一美”のこと、“普通”くらいでいいから幸せにして?」
「はい。」
幸治君の両手がまた私の腰に回り、ソッと抱き寄せられた。
「じゃあ、帰りに避妊具買いましょう。」
「うん。」
「・・・そういえば、何でコンビニに売ってるのを知ってたんですか?」
「親戚の女の子達から聞いたことがあって。」
「お嬢様って“いけないコト”に興味津々らしいですからね。」
「うん。」
返事をしながら幸治君の背中に両手を回し、強く抱き締めた。
そしたら幸治君も私の身体を強く抱き締め返してくれて。
「経験ないですけど俺が相手で大丈夫ですか?」
「7歳も8歳も年下で、それも経験のない男の子が相手とか“いけないコト”だよね?
それに浮気とか不倫の“いけないコト”には興味がないから、私は旦那さんになった幸治君と気持ち良い“いけないコト”がしたい。」
幸治君の唇を見詰めながらそう言うと、幸治君の顔がゆっくりと私の顔に下りてきた。
「じゃあ、帰ったら気持ち良い“いけないコト”を最後までしましょう。」
「う・・・ンッ」
“うん”と返事をする前に、また幸治君から唇を勢い良く塞がれた。
そして深くゆっくりと私の口の中をかき混ぜてきて。
「・・・ハァッ・・・出掛ける前に10分貰っていいですか?
部屋で仕事をして“いけないトコロ”を静かにしてきます。」
「私も下着を取り替えてくるね。」
「そんなに・・・?」
幸治君が物凄く興奮した顔になり、そして・・・
「え・・・?」
ハーフパンツのお腹にスルッと手を入れてきた。
驚き固まっていると、幸治君の手は私のパンツの上から“いけないトコロ”を捉え・・・
「ンッ・・・」
「ヤバいくらいトロトロ・・・。」
私の“いけないトコロ”を優しく撫でてきた。
「あんなにずっと触ってくれなかったのに・・・っ」
「帰ったらもう最後までしていいことになったので、それは触りますよね。」
「でも・・・もう出掛けるのに・・・っ」
「そうですね。」
気持ち良くなり始めていたのに幸治君の指がパッと離れてしまい、私のことを意地悪な顔で見下ろしてきた。
「10分後に行きましょうか!」
「酷~い・・・本当に意地悪・・・。」
「でも、嬉しいですよね?
一美さんもいつも俺の“いけないトコロ”をこうやって焦らしてきて、俺めちゃくちゃ内心喜んじゃってますし。」
そう言われたけれど・・・
何もなくなってしまった私の“いけないトコロ”がもうダメで、太ももをモジモジと動かし自分で刺激してしまうくらい、もどかしくて・・・。
「私は全然嬉しくない~・・・」
「とか言って、本当は喜んでますよね?」
「違う・・・本当に違う~・・・」
「あ、間違えちゃいました?すみません!
続きはまた帰ってからゆっくりしましょう!」
「・・・絶対にいつもの仕返しでしょ?」
「まさか!俺いつも内心めちゃくちゃ喜んでるから違いますって!!」
そう言いながらも意地悪な顔で楽しそうに笑い、部屋の中に入っていった。
「苦しい・・・」
私の“いけないトコロ”が苦しいくらいにもどかしくなり、それを振り切るように足音を立てながら部屋へと戻った。
「あんなに意地悪しなければよかった・・・。」
幸治君の反応が可愛すぎて意地悪ばかりしていたことを物凄く後悔しなら。