仲里鈴音は死んでない✽.。.:*・゚
「どこ?」
私の反応はまるで気にしてないみたいにお姉ちゃんが言う。
「レトロ博物館」
これは嘘じゃない。お姉ちゃんは前から行きたいって、本当に言っていた。
モダンな雰囲気を楽しめるとか、明治とかに流行った服が見られるとか、そういう大人しい感じの場所。
「あー、博物館ね。Aちゃんはいいの?」
思い出したような顔のお姉ちゃん。
「私は別に行きたいところがないから」
私はどこでもいいんだ。
お姉ちゃんと少しでも長く過ごせるなら。
「そっか、じゃあ、そこ行こう」
笑顔でそっと手を握られて、またドキリとした。
今日のお姉ちゃんは本当に容赦がないし
「で、場所どこだっけ?」
大事な部分が抜け落ちている。
私の反応はまるで気にしてないみたいにお姉ちゃんが言う。
「レトロ博物館」
これは嘘じゃない。お姉ちゃんは前から行きたいって、本当に言っていた。
モダンな雰囲気を楽しめるとか、明治とかに流行った服が見られるとか、そういう大人しい感じの場所。
「あー、博物館ね。Aちゃんはいいの?」
思い出したような顔のお姉ちゃん。
「私は別に行きたいところがないから」
私はどこでもいいんだ。
お姉ちゃんと少しでも長く過ごせるなら。
「そっか、じゃあ、そこ行こう」
笑顔でそっと手を握られて、またドキリとした。
今日のお姉ちゃんは本当に容赦がないし
「で、場所どこだっけ?」
大事な部分が抜け落ちている。