仲里鈴音は死んでない✽.。.:*・゚
「そうだね。ほら、約束しよ」
そっと差し出される右手の小指。
「うん。嘘吐いたら針千本飲ます、指切った」
お互いの小指におまじないをかけて、静かに解く。
「それじゃあ、Aちゃん、私もう行かなくちゃ。また明日」
一日に会える時間が決まっているのかも。
お姉ちゃんは慌てたように言って、私に手を振った。
「うん、またね、お姉ちゃん」
私も手を振って、去っていく彼の背中を見えなくなるまで見つめていた。
お姉ちゃんなのに彼って変な感じ。
でも、明日もお姉ちゃんと会えるんだ。
お別れの準備なんて出来てない。
まだ一緒にいたいよ、お姉ちゃん……。
そっと差し出される右手の小指。
「うん。嘘吐いたら針千本飲ます、指切った」
お互いの小指におまじないをかけて、静かに解く。
「それじゃあ、Aちゃん、私もう行かなくちゃ。また明日」
一日に会える時間が決まっているのかも。
お姉ちゃんは慌てたように言って、私に手を振った。
「うん、またね、お姉ちゃん」
私も手を振って、去っていく彼の背中を見えなくなるまで見つめていた。
お姉ちゃんなのに彼って変な感じ。
でも、明日もお姉ちゃんと会えるんだ。
お別れの準備なんて出来てない。
まだ一緒にいたいよ、お姉ちゃん……。