溺愛トライアングル!

ありがとう、と言おうとした。

そのはずだった。

なのに――

口から出たのは、とんでもない言葉だった。

だって、これは、不可抗力じゃない…?


私は、絶対に言わないはずのことを言った。










「祐月、だいすき…!」
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