ワンナイトラブ
ずっとその子のことが好きなんだ…。
*
「ごちそうさまでした。すごく美味しかったです」
「いえいえ。よかったら、また来てね」
小山くんが洗い物をしに奥に行っている隙に、大智さんに挨拶をして帰ろうとする。
「あ、愛花ちゃん。もう夜遅いし、朔夜に送らせるよ。お客さんも少ないし、お店は俺一人で大丈夫だから」
「え」
「あ、ちょうど戻ってきた。朔夜、愛花ちゃんもう帰るみたいだから送っていってあげて」
「ああ」
大丈夫です、と断ろうとしたが、喉が締め付けられたかのように言葉が出てきてくれなくて、結局小山くんとお店を出る。
「あ、あの、おごってもらっちゃってごめんね!怪我の手当までしてもらったのに…ふえっくしゅ!」
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「ごちそうさまでした。すごく美味しかったです」
「いえいえ。よかったら、また来てね」
小山くんが洗い物をしに奥に行っている隙に、大智さんに挨拶をして帰ろうとする。
「あ、愛花ちゃん。もう夜遅いし、朔夜に送らせるよ。お客さんも少ないし、お店は俺一人で大丈夫だから」
「え」
「あ、ちょうど戻ってきた。朔夜、愛花ちゃんもう帰るみたいだから送っていってあげて」
「ああ」
大丈夫です、と断ろうとしたが、喉が締め付けられたかのように言葉が出てきてくれなくて、結局小山くんとお店を出る。
「あ、あの、おごってもらっちゃってごめんね!怪我の手当までしてもらったのに…ふえっくしゅ!」