極上の彼女と最愛の彼 Vol.3
「はあー、可愛いな。いつまででも見ていられる」
マンションに帰ってからも、瞳子はソファに座り、何度も泉と洋平の赤ちゃんの写真を眺めては、うっとりしていた。
「こんなに小さくて可愛い命がこの世に存在するなんて。まさに生命の神秘!そしてママって偉大!」
興奮冷めやらぬ瞳子を、大河は微笑んで見守る。
「赤ちゃん、目元が洋平さんにそっくりですね。口元は泉さんに似てるかな?とにかく本当に可愛い!」
堪え切れずに大河は苦笑いする。
「目がハートになってる瞳子も、とびきり可愛いよ」
「やだ!赤ちゃんに敵う訳ないでしょ?真っさらで汚れのない神聖な命なんだもの」
「瞳子だって、清らかで純真無垢だよ」
そう言ってみるが、瞳子の耳には届いていないらしい。
頬に手をやって、何度も可愛いと繰り返している。
「どんな男の子になるのかなー?洋平さんと泉さんの血を引いてるから、絶対に知的でスマートよね?楽しみだなー」
やれやれと大河は肩をすくめる。
「瞳子、よそのうちの赤ちゃんでそんなに盛り上がるなら、自分の赤ちゃんの時はどうなっちゃうんだ?」
すると瞳子は、えっ?!と真顔に戻った。
「私の、赤ちゃん?」
「そうだよ。俺の赤ちゃんでもあるけど」
「大河さんと、私の、赤ちゃん?」
「うん」
大河が頷くと、瞳子はみるみるうちに頬を赤らめてうつむく。
「赤ちゃん、いつか来てくれるかな?」
「ああ、来てくれるよ。可愛い瞳子ママのところに」
「え、そんな…。大河さんとの赤ちゃんだから、大河さんにも似てるわよね?」
「どうだろう?女の子なら、瞳子に似てとびきりの美人だろうな」
「男の子なら、大河さんみたいに、むむっ!て顔で産まれてくるのかな?」
は?と大河は声を上ずらせる。
「何?その、むむっ!て」
「ほら、大河さんの得意顔みたいに、眉間にしわを寄せて、むむっ!てしながら産まれてくるの」
「ちょっと、瞳子?俺の印象どうなってんだ?」
「だから、むむっ!て」
「むむっ!は、もういいっつーの!」
「あはは!その顔がまさにそうよ」
「なんだとー?」
ガバッと瞳子に覆いかぶさると、瞳子は「きゃー!」と声を上げて身を避ける。
「捕まえた!」
大河は瞳子を腕の中に閉じ込めると、そのままソファに押し倒した。
唇が触れそうになるくらいの距離で、二人は互いに見つめ合う。
「瞳子…」
綺麗な瞳で真っ直ぐに見つめてくる瞳子に、大河の胸は切なく傷んだ。
「大河さん…」
名前を囁かれたが最後、大河は一気に瞳子の唇を熱く奪う。
可愛くて、愛おしくて、幸せ過ぎて切なくなる。
大河はありったけの想いをぶつけるように、瞳子を強く抱きしめ、何度も何度も口づけていた。
マンションに帰ってからも、瞳子はソファに座り、何度も泉と洋平の赤ちゃんの写真を眺めては、うっとりしていた。
「こんなに小さくて可愛い命がこの世に存在するなんて。まさに生命の神秘!そしてママって偉大!」
興奮冷めやらぬ瞳子を、大河は微笑んで見守る。
「赤ちゃん、目元が洋平さんにそっくりですね。口元は泉さんに似てるかな?とにかく本当に可愛い!」
堪え切れずに大河は苦笑いする。
「目がハートになってる瞳子も、とびきり可愛いよ」
「やだ!赤ちゃんに敵う訳ないでしょ?真っさらで汚れのない神聖な命なんだもの」
「瞳子だって、清らかで純真無垢だよ」
そう言ってみるが、瞳子の耳には届いていないらしい。
頬に手をやって、何度も可愛いと繰り返している。
「どんな男の子になるのかなー?洋平さんと泉さんの血を引いてるから、絶対に知的でスマートよね?楽しみだなー」
やれやれと大河は肩をすくめる。
「瞳子、よそのうちの赤ちゃんでそんなに盛り上がるなら、自分の赤ちゃんの時はどうなっちゃうんだ?」
すると瞳子は、えっ?!と真顔に戻った。
「私の、赤ちゃん?」
「そうだよ。俺の赤ちゃんでもあるけど」
「大河さんと、私の、赤ちゃん?」
「うん」
大河が頷くと、瞳子はみるみるうちに頬を赤らめてうつむく。
「赤ちゃん、いつか来てくれるかな?」
「ああ、来てくれるよ。可愛い瞳子ママのところに」
「え、そんな…。大河さんとの赤ちゃんだから、大河さんにも似てるわよね?」
「どうだろう?女の子なら、瞳子に似てとびきりの美人だろうな」
「男の子なら、大河さんみたいに、むむっ!て顔で産まれてくるのかな?」
は?と大河は声を上ずらせる。
「何?その、むむっ!て」
「ほら、大河さんの得意顔みたいに、眉間にしわを寄せて、むむっ!てしながら産まれてくるの」
「ちょっと、瞳子?俺の印象どうなってんだ?」
「だから、むむっ!て」
「むむっ!は、もういいっつーの!」
「あはは!その顔がまさにそうよ」
「なんだとー?」
ガバッと瞳子に覆いかぶさると、瞳子は「きゃー!」と声を上げて身を避ける。
「捕まえた!」
大河は瞳子を腕の中に閉じ込めると、そのままソファに押し倒した。
唇が触れそうになるくらいの距離で、二人は互いに見つめ合う。
「瞳子…」
綺麗な瞳で真っ直ぐに見つめてくる瞳子に、大河の胸は切なく傷んだ。
「大河さん…」
名前を囁かれたが最後、大河は一気に瞳子の唇を熱く奪う。
可愛くて、愛おしくて、幸せ過ぎて切なくなる。
大河はありったけの想いをぶつけるように、瞳子を強く抱きしめ、何度も何度も口づけていた。