極上の彼女と最愛の彼 Vol.3
第十二章 楽しい時間
「都筑さん、本当にありがとうございました!これで頭痛に悩まされずに、快適に過ごせそうです」
お店を出ると、安藤は改めて吾郎に頭を下げた。
「それは良かった。じゃあうちまで送るよ」
「いえ、そんな。これ以上ご迷惑はかけられません。それにここからは歩いて帰れますから」
「でももう暗くなったし…」
「本当に大丈夫ですから。毎晩、一人で帰ってますしね。それより都筑さん、今度改めてお礼をさせてください。こんなにお世話になったので、せめてものお返しに」
「そんな、いいよ」
「いえ、私の気が済みませんから。それに都筑さんは大切なお仕事の取引先の方です。そんな方のお世話になった上に、お礼もしないようでは、原口さんにも叱られてしまいます」
うーん、そんなに言うなら、と吾郎はしばし思案する。
「君のうちの近くにファミレスある?」
「は?ええ、はい。うちの斜め向かいにありますけど…」
「じゃあお礼に、そこでごちそうになってもいいかな?」
「え?そんな。ファミレスなんて、お礼になりません。もっときちんとしたお店に…」
「ええー?俺、ファミレス大好きなんだけど。ダメなの?」
「い、いえ!まさかそんな、ダメなんてことは。私もファミレス大好きです」
「よし、それなら決まり!ほら、早く乗って」
「ええ?!」
「道案内、よろしくね」
そして二人は、安藤のマンションのすぐ近くのファミレスに向かった。
お店を出ると、安藤は改めて吾郎に頭を下げた。
「それは良かった。じゃあうちまで送るよ」
「いえ、そんな。これ以上ご迷惑はかけられません。それにここからは歩いて帰れますから」
「でももう暗くなったし…」
「本当に大丈夫ですから。毎晩、一人で帰ってますしね。それより都筑さん、今度改めてお礼をさせてください。こんなにお世話になったので、せめてものお返しに」
「そんな、いいよ」
「いえ、私の気が済みませんから。それに都筑さんは大切なお仕事の取引先の方です。そんな方のお世話になった上に、お礼もしないようでは、原口さんにも叱られてしまいます」
うーん、そんなに言うなら、と吾郎はしばし思案する。
「君のうちの近くにファミレスある?」
「は?ええ、はい。うちの斜め向かいにありますけど…」
「じゃあお礼に、そこでごちそうになってもいいかな?」
「え?そんな。ファミレスなんて、お礼になりません。もっときちんとしたお店に…」
「ええー?俺、ファミレス大好きなんだけど。ダメなの?」
「い、いえ!まさかそんな、ダメなんてことは。私もファミレス大好きです」
「よし、それなら決まり!ほら、早く乗って」
「ええ?!」
「道案内、よろしくね」
そして二人は、安藤のマンションのすぐ近くのファミレスに向かった。