極上の彼女と最愛の彼 Vol.3
「いえーい!全員集合ー!」

次の日。
洋平が出社してくると、透は両手を挙げて喜ぶ。

「久しぶりにみんな揃ったしさ、ランチはデリバリー頼んでパーティーしようよ!」
「でたよ、パーティー隊長」
「透の場合、何かなくても毎日がパーティーだろ?」

吾郎と洋平が呆れるが、透はどこ吹く風とばかりに、スマートフォンでオードブルを手配する。

「そうだよー。エブリディがパーティーさ!」
「はいはい。頭の中もな」
「パーティーもいいけど、仕事もちゃんとしろよ?」
「分かってますって!」

そして4人は、いつものように賑やかに仕事を始めた。
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