極上の彼女と最愛の彼 Vol.3
第十六章 新婚旅行
「大河さん!起きて起きて、朝ですよー」
「…ん、眠い。瞳子、もうちょっとだけ」
「ダメダメ!飛行機に乗り遅れちゃうもん」
いよいよ新婚旅行の日がやって来た。
朝、羽田を発つフライトの為、いつもより早く5時にアラームをセットしたのだが、瞳子は楽しみ過ぎて少し早く目が覚めた。
朝食の準備をしてから大河を起こしにベッドに戻ったが、大河はまだ寝ぼけまなこのままだ。
「大河さんったら!ね?起きて」
どうにかして起こそうと、瞳子はチューッと大河にキスをする。
その途端、大河はパチッと大きく目を見開いた。
「あ、大河さん、やっと起きた?」
ふふっと可愛らしく笑う瞳子に、大河は顔を真っ赤にしてコクコクと頷く。
「起きた、バッチリ起きた。と言うか、色々起きちゃった」
「…は?」
キョトンとする瞳子を抱き寄せてキスすると、大河はそのまま身体を反転させて瞳子をベッドに組み敷いた。
「瞳子、反則だぞ?朝からあんなに可愛くキスしてくるなんて。どうしてくれるんだ」
瞳子は、頬や首筋にキスの雨を降らせてくる大河を、両手で必死に押し戻す。
「た、大河さん!ダメ、パリに行けなくなっちゃう!」
「あー、それはいかん。じゃあ、続きはパリでな?」
「うん、分かった。分かったから」
「よし!じゃあ早くパリに行こう!ひとっ飛びで行くぞ!」
大河はガバッと起き上がると、さっさか着替えを始める。
(ふう、やれやれ。とにかく起きてくれて良かった)
瞳子はホッと小さく息をつくと、また笑顔に戻って準備を始めた。
「…ん、眠い。瞳子、もうちょっとだけ」
「ダメダメ!飛行機に乗り遅れちゃうもん」
いよいよ新婚旅行の日がやって来た。
朝、羽田を発つフライトの為、いつもより早く5時にアラームをセットしたのだが、瞳子は楽しみ過ぎて少し早く目が覚めた。
朝食の準備をしてから大河を起こしにベッドに戻ったが、大河はまだ寝ぼけまなこのままだ。
「大河さんったら!ね?起きて」
どうにかして起こそうと、瞳子はチューッと大河にキスをする。
その途端、大河はパチッと大きく目を見開いた。
「あ、大河さん、やっと起きた?」
ふふっと可愛らしく笑う瞳子に、大河は顔を真っ赤にしてコクコクと頷く。
「起きた、バッチリ起きた。と言うか、色々起きちゃった」
「…は?」
キョトンとする瞳子を抱き寄せてキスすると、大河はそのまま身体を反転させて瞳子をベッドに組み敷いた。
「瞳子、反則だぞ?朝からあんなに可愛くキスしてくるなんて。どうしてくれるんだ」
瞳子は、頬や首筋にキスの雨を降らせてくる大河を、両手で必死に押し戻す。
「た、大河さん!ダメ、パリに行けなくなっちゃう!」
「あー、それはいかん。じゃあ、続きはパリでな?」
「うん、分かった。分かったから」
「よし!じゃあ早くパリに行こう!ひとっ飛びで行くぞ!」
大河はガバッと起き上がると、さっさか着替えを始める。
(ふう、やれやれ。とにかく起きてくれて良かった)
瞳子はホッと小さく息をつくと、また笑顔に戻って準備を始めた。