クールなエリート外交官の独占欲に火がついて 〜交際0日な私たちの幸せ演技婚〜
「持月さん」
朝明台駅の駅員室にも同じお菓子を詰め合わせた箱を置く。隣にお土産のマジパンを可愛く飾っていると、駅長に名を呼ばれた。
「はい! 長らくのお休み、ありがとうございました」
ペコリと頭を下げ、そこに置いたお土産から一つ選んで駅長に手渡す。
駅長は「ありがとう」とそれを受け取ると、交換するかのように私に名札を差し出した。
「新しいの、届いたよ」
見れば、そこには【持月】と書かれている。早速付け直す私の前で、駅長は微笑んだ。
「名前は変わっても君は君だ。これからもよろしく頼むよ」
そうだ、今の私は駅員。だから、今日の業務も頑張らなきゃね!
朝明台駅の駅員室にも同じお菓子を詰め合わせた箱を置く。隣にお土産のマジパンを可愛く飾っていると、駅長に名を呼ばれた。
「はい! 長らくのお休み、ありがとうございました」
ペコリと頭を下げ、そこに置いたお土産から一つ選んで駅長に手渡す。
駅長は「ありがとう」とそれを受け取ると、交換するかのように私に名札を差し出した。
「新しいの、届いたよ」
見れば、そこには【持月】と書かれている。早速付け直す私の前で、駅長は微笑んだ。
「名前は変わっても君は君だ。これからもよろしく頼むよ」
そうだ、今の私は駅員。だから、今日の業務も頑張らなきゃね!