クールなエリート外交官の独占欲に火がついて 〜交際0日な私たちの幸せ演技婚〜
「祐駕、くん……」
名を呼ばれ、余計に愛しさが募る。俺の名を紡いだ可愛らしい唇に自分のそれを寄せると、残っていたわずかな理性がはじけ飛んだ。何度もついばみ、彼女の呼吸ごと奪い取る。
いきなりで動揺しているだろう彼女は、息も絶え絶えになりながら、それでも必死の俺の唇を、舌を受け入れてくれる。
こんなに愛しいのに、どうして不安にさせてしまったのだろう。
どうして俺は、アイツに付け入る隙を与えてしまったのだろう。
思い出せば、嫉妬に胸が狂いそうになる。まだ蕩ける彼女の唇から唇を離し、代わりに彼女のワンピースから見えていた鎖骨に口づけた。
ちゅっと吸い付いて離せば、白い肌に綺麗な赤い花が咲く。
「映茉、もう待てない」
「うん、いいよ」
受け入れてくれた優しい彼女をそっと抱き上げ、俺は映茉を寝室に運んだ。
名を呼ばれ、余計に愛しさが募る。俺の名を紡いだ可愛らしい唇に自分のそれを寄せると、残っていたわずかな理性がはじけ飛んだ。何度もついばみ、彼女の呼吸ごと奪い取る。
いきなりで動揺しているだろう彼女は、息も絶え絶えになりながら、それでも必死の俺の唇を、舌を受け入れてくれる。
こんなに愛しいのに、どうして不安にさせてしまったのだろう。
どうして俺は、アイツに付け入る隙を与えてしまったのだろう。
思い出せば、嫉妬に胸が狂いそうになる。まだ蕩ける彼女の唇から唇を離し、代わりに彼女のワンピースから見えていた鎖骨に口づけた。
ちゅっと吸い付いて離せば、白い肌に綺麗な赤い花が咲く。
「映茉、もう待てない」
「うん、いいよ」
受け入れてくれた優しい彼女をそっと抱き上げ、俺は映茉を寝室に運んだ。