星と龍
コツコツ
?「う、あああああ!!!」
大男が泣き叫び、藍色の髪をした小柄な男が見下ろす。異常な光景だが周りにはそんなことに疑問を持つものはいない。 
それより小柄な男を恐れているものが多い。
何故なら彼は恐れられた男だからだ。
彼に目をつけられ、敵と見なされた者は皆死ぬ。そんな噂が立つくらい恐れられているのだ、、、そんな彼は人を殺すのに快感を感じていないのに人を殺し続ける。何故?それは誰にも分からない、、、ただ分かるのは彼の目には何も、光も映っていないということである。
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ジリリリリ
朝から不愉快な音を聞いた俺は目覚ましをとめ、二度寝をする。そんな習慣になりかけのことをまたしようとすると今日はいつもと違う事を思い出した。最悪だがしょうがない。行くしかないのだ。そう。今日は俺が高校に行かなければ行かない日。最悪だ。もう一度言う。最悪だ。取り敢えず転校初日から遅刻する訳には行かないため、準備をする。怠い、、、行きたくねーな。しょうがないから行くけど。
はあ。
溜め息とまらな、、、
はあ。
行くか。
ガチャ
行ってきますなんて言わない。行ったって返ってこないしな。だってこの家に俺以外の人間はいないし。
そうして俺は学校に向かった。
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紹介
名前 八城沙夜(ヤシロサヨ)
性別 男
容姿 アルビノ。美しく、中世的な顔立ち。
性格 無頓着。仲間や友達はいらないと思っており、人を基本的には信じない。
過去の事もあり、喋らず感情があまり表に出ない。
その他
殺し屋。コードネームは狂翠(キョウスイ)
(次から本編です!by作者)
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学校に着いたは良いが、、、なんだこれ。
くそ綺麗じゃねーか。不良高じゃねぇのか。
ま、俺には関係無いな。遅刻すれすれだし行くか。めんどくさ、、
理事長室、、どこ無いんだけど。
どうしよう。
歩き回ってみよ。あ、、あった。はいろ。
コンコン
?「はーい」
沙「転校してきた八城です。入っても宜しいでしょうか。」
挨拶は丁寧にするのが俺のモットー。
何故ならば、、適当に挨拶して怒られるのがめんどくさいから。 
?「どーぞ」
ガチャ
沙「失礼します。」
?「やあ。八城沙夜君。俺は理事長の海堂蓮だ。よろしくね。君はS組だからねーよろしくねーあ、あとS組には華龍がいるから!そこもよろしくねー」
沙「はい。わかりました」
蓮「そっかそっかじゃあ早速教室に行こうか。担任を呼ぶよ。」 
沙「はい。」
ピンポンパンポーン
蓮「2年S組の海堂彗月せんせーい至急理事長室に来るよーに。はい。早くおいで。」
なんてフレンドリーな男だ。
めんどくさそう。
俺とは合わねぇな。
てか担任いつくんだよ。はよ来いや。
ガチャ
あ、きた。
?「遅くなった!すまんな!お!転校生か?名前は?」
沙「八城沙夜です。」
?「沙夜か!俺は海堂彗月だ!そこにいる馬鹿の弟だ!」
キャラ濃、、、兄弟そろってめんどくせぇな。
ま、いっか。俺と関わること無さそうだし。
沙「宜しくお願いします。」
彗「そんなに畏まんなって!そろそろ教室いくか!」
沙「はい。」
沙「失礼しました」
蓮「暇な時にまた来いよぉー!!またなー!」
沙「ありがとうございます。」
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