顔も知らない貴方を好きになりました
「伊織が謝る事じゃないよ。いい経験になった!それに1日泣いたらスッキリしたんだ!もうね、ハッキリ諦める事にした…次は私の事をちゃんと知ってて好きでいてくれる人を探すよ!」



偽りではなく本心で言った



伊織があのアプリを教えてくれなかったら私は本当の恋を知らなかったし、失恋という辛い気持ちが分からなかった



だからこれは私にとって良かったんだ




「ハル…なんか変わったね。勿論、良い方にだよ!嘘じゃないんだって分かるよ」
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