名門の魔法学校を首席で卒業した私、「女のくせに生意気だ」という理由で婚約破棄される〜代わりにもらってくれたのは、入学からずっと首席争いをしていた次席のライバル王子でした〜
(性質は炎。形状は大玉。【灼熱の球体】)
体内の魔素を操作し、一つの魔法を発動させる。
続け様にもう一つ、別の魔法を発動させた。
(性質は爆発。形状は礫。【爆裂する小さな礫】)
巨大な火球を撃ち出す火炎魔法と、大爆発を起こす小石を生成する爆発魔法。
この二つの魔法を掛け合わせて、別の新たな魔法に変化させる。
魔法を同時に使う並列発動を応用した、二種の魔法を融合させて別の魔法に昇華させる『複合発動』。
四階位魔法による複合発動は、規模が大きすぎて危険があるため滅多に使うことはないけれど、今は赤蛇と一対一の状況。
近くに人がいなくてよかった。
(【小さな太陽】)
赤蛇に向けた右手の人差し指に魔素が収束し、指先に赤い魔法陣が展開される。
そこから光を放つ小さな礫が飛び出し、こちらに迫っていた赤蛇に直撃した。
刹那――
強烈な光が視界を覆い、凄まじい爆音と熱風が周囲に広がった。
体内の魔素を操作し、一つの魔法を発動させる。
続け様にもう一つ、別の魔法を発動させた。
(性質は爆発。形状は礫。【爆裂する小さな礫】)
巨大な火球を撃ち出す火炎魔法と、大爆発を起こす小石を生成する爆発魔法。
この二つの魔法を掛け合わせて、別の新たな魔法に変化させる。
魔法を同時に使う並列発動を応用した、二種の魔法を融合させて別の魔法に昇華させる『複合発動』。
四階位魔法による複合発動は、規模が大きすぎて危険があるため滅多に使うことはないけれど、今は赤蛇と一対一の状況。
近くに人がいなくてよかった。
(【小さな太陽】)
赤蛇に向けた右手の人差し指に魔素が収束し、指先に赤い魔法陣が展開される。
そこから光を放つ小さな礫が飛び出し、こちらに迫っていた赤蛇に直撃した。
刹那――
強烈な光が視界を覆い、凄まじい爆音と熱風が周囲に広がった。