2人の夢

蒼side

蒼side

蓮が帰ってしまった。
少し寝てたけど、夕ご飯で看護師さんに起こされた。
?「蒼ちゃん、起きて?ご飯よ?」
蒼「んー。あ、ありがとうございます。」
?「食べれるだけでいいから頑張って食べてね。」
蒼「はい。」
?「私、如月 陽(キサラギ ヨウ)。今日から蒼ちゃんの担当になったからよろしくね!敬語もいらないよ〜」
蒼「陽ちゃん!よろしくです笑」
優しそうな看護師さんで良かった!
陽「あ、酸素マスク外しちゃだめよ?ずらして食べてね!何かあったらナースコールね!わかった?笑」
蒼「うん!わかった!」

熱が下がって、酸素マスクのおかげで苦しさ減ってるから3分の1は食べれた。酸素マスクを少しずらして食べるの大変!
食事終わってしばらくしたら、陽ちゃんが入ってきた。
陽「どう?食べれた?」
蒼「うん!ねぇ、陽ちゃん、あの…トイレ行きたい…」
陽「トイレね!おっけ!」
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