2人の夢

蒼side

蒼side

検査かやだなー。
検査と聞いて憂鬱…
そんなことを思っていると扉が開いて陽ちゃんが検査の迎えに来ちゃった泣
蒼「もう来ちゃったのー…」
陽「苦笑)あらら、検査そんな嫌だー?」
蒼「うん!」
陽「フッこういう時の返事ははっきりしてるね笑でも、残念だけど、検査行くよ〜」
蒼「…はーい…」
とは言ったものの嫌だな…陽ちゃんに連れられ車椅子で外来に向かう。

奏くんが笑顔で迎えてくれる。
奏「ちゃんと来たね。偉い偉い。」ナデナデ
頭を撫でられるのは嬉しい笑
けど、怖いんですけど…ここ数年定期検診問題なかったからこういう時の検査何するかわかんないよ…
蒼「うん…」
奏「じゃ、まず聴診ね」
蒼「朝もやったのに…」
奏「はいはい、そんなこと言わないよ〜笑」

奏「はい、もういいよ〜次心電図とるから上脱いでそこに横になってね、如月さんよろしく」
陽「はい、蒼ちゃんそこ横になるよ」
陽ちゃんに支えられて移動してカーテンを閉められる。
陽「じゃ、上のお洋服と下着脱げるかな?」
蒼「え。恥ずかしいからやだ…」
上裸ってことでしょ?恥ずかしいよ…
陽「すぐタオルで隠すからね!」
陽ちゃんに素早く脱がせられタオルをかけられる。

奏「始めるよ〜すぐ終わるからな」

奏「ちょっともう一回。」
心電図すぐ終わるって言ったのに、まだかな?

奏「うん、いいよ」
終わったみたい。陽ちゃんに手伝ってもらって着替えさせられ、採血をしてレントゲンをとりに行った。
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