2人の夢
蒼side
蒼side
蒼「ここ…病院?」
何で病院にいるかわからず、記憶を思い出す。
そうだ、テスト終わって病院に連れていかれて、途中から記憶ないや。倒れちゃったの…か?…
頑張ったのにな…薬もちゃんと飲んで、ご飯も頑張って食べて、体調も隠さず、体育も我慢して…頑張ったのに…
もうやだな…
こんな身体やだな…
こんな身体いらない…
心が苦しいよ…
もう生きてるの辛いな…こんなに迷惑ばっかかけて、おばあちゃんとお母さんお父さんに会いたいな…
屋上から飛んだら会えるのかな…
気づいたらモニターを外して、酸素マスクを外して、点滴を外して無意識に部屋を出ていた。
部屋を出て、やってしまったことに気づくけど、もう遅い。奏くんや蓮が困るのも怒るのもわかってる。
けど、心が苦しくてたまらない…部屋に戻りたくなくて、屋上を目指して廊下を歩く…すると前から声をかけられる。
奏「え、蒼ちゃん?どうしてここにいるの??」
驚いた様子の奏くん。認識するのに目が合ったけど、その瞬間に、私は奏くんと反対方向へ走り出した。
奏「ハッ蒼ちゃん待って!走らないで!」
そう聞こえたけど、怖くて、あの部屋に戻りたくなくて、心が苦しくて、何もかもが嫌になって逃げてしまった。
少し走った先で、手を掴まれ、振り払おうとしたけど、奏くんの力に勝てず捕まってしまった。
蒼「ここ…病院?」
何で病院にいるかわからず、記憶を思い出す。
そうだ、テスト終わって病院に連れていかれて、途中から記憶ないや。倒れちゃったの…か?…
頑張ったのにな…薬もちゃんと飲んで、ご飯も頑張って食べて、体調も隠さず、体育も我慢して…頑張ったのに…
もうやだな…
こんな身体やだな…
こんな身体いらない…
心が苦しいよ…
もう生きてるの辛いな…こんなに迷惑ばっかかけて、おばあちゃんとお母さんお父さんに会いたいな…
屋上から飛んだら会えるのかな…
気づいたらモニターを外して、酸素マスクを外して、点滴を外して無意識に部屋を出ていた。
部屋を出て、やってしまったことに気づくけど、もう遅い。奏くんや蓮が困るのも怒るのもわかってる。
けど、心が苦しくてたまらない…部屋に戻りたくなくて、屋上を目指して廊下を歩く…すると前から声をかけられる。
奏「え、蒼ちゃん?どうしてここにいるの??」
驚いた様子の奏くん。認識するのに目が合ったけど、その瞬間に、私は奏くんと反対方向へ走り出した。
奏「ハッ蒼ちゃん待って!走らないで!」
そう聞こえたけど、怖くて、あの部屋に戻りたくなくて、心が苦しくて、何もかもが嫌になって逃げてしまった。
少し走った先で、手を掴まれ、振り払おうとしたけど、奏くんの力に勝てず捕まってしまった。