2人の夢
奏「口の管外そうか。今から外すけど酸素マスクに変えるから頑張って呼吸してね。」
管を抜いてくれて、マスクにするけど、息苦しい。
蒼「ゴホゴホゴホッ!ゴホゴホ、ゴホゴホ、、、ハァハァ…」
しばらくして、落ち着いてきた。その間背中をさすってくれる奏くん。
蒼「ありがと…もう…ハァハァ…大丈夫…」
奏「マスクは、しばらくしててね」
蒼「うん…」
優しくそう言ってくれる奏くん。
優しくされるとより申し訳なくなる。
あんなことしちゃって、奏くんに謝らないと…
蒼「、、、奏くん…ごめ…んね…ごめんなさい…グスッ」
いざ、謝ろうとするとごめんしか出てこない。
奏「何がごめんなの?」
優しく諭される。頭を撫でながら聞いてくる。
蒼「病室…グスッ勝手に…グスッ抜け出して…、走って…グスッ」
奏「うん、あの時病室抜け出した挙句走って逃げたからこうなったんだよ?わかってるよね?」
蒼「…」コクンと頷く
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