2人の夢
男「君新入生?可愛いね〜、今からお茶行こうよ〜」
蒼「え、いや、今から授業なんで…」
男「じゃ、今度お茶行こ〜授業のこととか大学のこととか色々教えるよ〜」
蒼「え、教えてほしいです!」
おい、こら、話に乗るなよ。
男「じゃ、連絡先交換しよ〜」
蒼「はい 蓮「蒼〜、何してるの?」
蒼「蓮!なんか先輩が色々教えてくれるって言うから」
男「だれ?」
嫌そうな顔の男。
蓮「ふーん。この子の彼氏です、よろしくお願いします、せ・ん・ぱ・い」
男「なんだよ、彼氏付きかよ。」
早速さといなくなる男。
蓮「こら!知らない男と簡単に連絡交換するんじゃありません!」
蒼「え、でも、授業とか大学とかのこと教えてくれるって言う親切な人だったよ?」
不思議そうな蒼。だめだ、これは気づいてないな。
蓮「はぁ、あのさ、可愛いって言われなかった?」
蒼「ん?言われたけど、お世辞でしょ?蓮いない時に話しかけてくる人みんな言うよね〜」
蓮「はぁ、あのね、それは蒼を狙ってる人たちだよ?」
蒼「なんで、私?」
蓮「はぁ、だめだ、ため息しか出ない。親切なフリして、連絡先聞いたり、2人っきりで出かけるのが目的なの」
蒼「そうなの?でも、出かけるくらい  蓮「だめです。」
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