ロイヤルストレート
そのまま夏樹くんと亜姫と
教室の自分の席へ。

「あっ達也!!おはよ―」
亜姫は達也の隣の席。
達也に声をかける。

「はよ…」
眠そうな声…ってか寝てる!!
ちゃっかり枕まであるよ…
達也くん…枕ずるい!!
うちももってこればよかった―…


「瑠梨、枕は持ち検に引っかかるからね」
亜姫の助言。
考えてることはバレバレなのね…


「瑠梨ちゃん!!」
夏樹くんってうちの隣の席だったんだ…
気がつかず(笑)

「夏樹くんよろしく~ぁネ」
ちょうど欠伸がでてしまい、またも変な言葉に。

「瑠梨ちゃんウケる!天然」
夏樹くんは笑う。

「うちシャケじゃない!!!」
瑠梨の否定。


「シャケ?」

「だって…天然ってシャケっぽくない?」
自分で言って自分で納得する瑠梨。

「瑠梨!!!亜姫、瑠梨が気に入った」

亜姫とは早速赤外線を(笑)
天然の話は…?と思いながらも赤外線。

「俺も!!」

夏樹くんも赤外線。ちゃっかり達也くんも。
いつ起きたんだろ?(笑)


続々とクラスの人が入ってくる。でも誰も近付いてこない。
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