ズタズタに傷ついた私に滾る溺愛をくれたのは、美しい裸身の死神でした
目覚めると隣には、まさに理想どおりの美しい顔立ちの男
頭の中を羽虫が飛ぶような音がして、それがスマホのアラームの振動だと気づいて、凛は目を覚ました。
ベッドサイドで朝を知らせるスマホに向かって、ほっそりとした白い腕を伸ばす。
体を起こし、床につま先を付けてベッドに座った。体中が痛い。とくにショーツの下はひりひりして、熱を持って鬱血しているような感じだった。
日付は十二月二十五日。今日はクリスマス。
背後の羽毛の掛布団がもそりと隆起した。うつぶせに寝ていたらしい男の背中が布団を押し上げ、布団がはらりと滑り落ち、がっしりとした裸身が露わになった。
ベッドサイドで朝を知らせるスマホに向かって、ほっそりとした白い腕を伸ばす。
体を起こし、床につま先を付けてベッドに座った。体中が痛い。とくにショーツの下はひりひりして、熱を持って鬱血しているような感じだった。
日付は十二月二十五日。今日はクリスマス。
背後の羽毛の掛布団がもそりと隆起した。うつぶせに寝ていたらしい男の背中が布団を押し上げ、布団がはらりと滑り落ち、がっしりとした裸身が露わになった。