差出人のない手紙
これで仮に図書室に行っても、相手の名前がわからないのでは、どうしようもない。
それでも好奇心には勝てず、私は放課後に図書室を訪れた。
「誰もいない…」
やっぱりいたずらだったんだ。
帰ろうとした時、
「よかった!ちゃんと来てくれて」
駆けてきたのは、黒髪に高身長のイケメンだった。
「多川香夜さんだよね?」
「そうですけど…」
「君の下駄箱に手紙入れたの、俺なんだ」
この人が…
それでも好奇心には勝てず、私は放課後に図書室を訪れた。
「誰もいない…」
やっぱりいたずらだったんだ。
帰ろうとした時、
「よかった!ちゃんと来てくれて」
駆けてきたのは、黒髪に高身長のイケメンだった。
「多川香夜さんだよね?」
「そうですけど…」
「君の下駄箱に手紙入れたの、俺なんだ」
この人が…