透明なフォトブラフ
薫 side
「ただいま」
家に帰ると、姉ちゃんがソファでテレビを見ていた。
「薫、おかえり。夕飯の準備手伝って」
いつもは帰りが遅かったり、朝帰りしてくるのに、この時間に家にいることが驚きだった。
「何?幽霊でも見たような顔して」
「いや、この時間に家にいるの珍しいな」
すると姉ちゃんは、不機嫌そうな顔になった。
「彼氏と別れた」
なんだそういうことか。
姉ちゃんは、彼氏がいる時は家にいないことが多いが、振られたりした時は家に帰ってくる。
昔から男運が最悪なのだ。
家に帰ると、姉ちゃんがソファでテレビを見ていた。
「薫、おかえり。夕飯の準備手伝って」
いつもは帰りが遅かったり、朝帰りしてくるのに、この時間に家にいることが驚きだった。
「何?幽霊でも見たような顔して」
「いや、この時間に家にいるの珍しいな」
すると姉ちゃんは、不機嫌そうな顔になった。
「彼氏と別れた」
なんだそういうことか。
姉ちゃんは、彼氏がいる時は家にいないことが多いが、振られたりした時は家に帰ってくる。
昔から男運が最悪なのだ。