不本意ですが、天才パイロットから求婚されています~お見合いしたら容赦ない溺愛に包まれました~【極甘婚シリーズ】
「すみません、この小物入れ、もっと違うデザインもありますか?」
「確認してまいりますのでお待ちください」
少しでも着物を身近に感じてもらえたらと思って、着物を使用した小物入れを制作した。それが普段使いできてオシャレだと話題になっているようで、飛ぶように売れていた。
在庫もそろそろ尽きてしまいそうだし、早めに発注をしないといけないかもしれない。
頭の中で考えながら裏から段ボールを手に店内に戻り、商品を並べていく。
「この柄、可愛くない?」
「私、がま口財布買おうかな」
「私はポーチにしよう」
並べたら次々と人が集まり出してきて、商品を手に取って見てくれた。
「どうやら桜花、今話題のSNSで店の小物関係が広まっているようだぞ」
「え、そうなの?」
すると兄はスマホを持ってきて、SNSの画面を見せてくれた。そこにはうちの商品が可愛く写真でアップされていた。
他にも様々な写真が上げられていて、たくさんの数が拡散されている。
「一昨日くらいから外国人観光客を中心に国内でも広まっているようだ。……これはしばらく忙しくなりそうだぞ」
「……そうだね。とりあえず急いで発注しておく」
「確認してまいりますのでお待ちください」
少しでも着物を身近に感じてもらえたらと思って、着物を使用した小物入れを制作した。それが普段使いできてオシャレだと話題になっているようで、飛ぶように売れていた。
在庫もそろそろ尽きてしまいそうだし、早めに発注をしないといけないかもしれない。
頭の中で考えながら裏から段ボールを手に店内に戻り、商品を並べていく。
「この柄、可愛くない?」
「私、がま口財布買おうかな」
「私はポーチにしよう」
並べたら次々と人が集まり出してきて、商品を手に取って見てくれた。
「どうやら桜花、今話題のSNSで店の小物関係が広まっているようだぞ」
「え、そうなの?」
すると兄はスマホを持ってきて、SNSの画面を見せてくれた。そこにはうちの商品が可愛く写真でアップされていた。
他にも様々な写真が上げられていて、たくさんの数が拡散されている。
「一昨日くらいから外国人観光客を中心に国内でも広まっているようだ。……これはしばらく忙しくなりそうだぞ」
「……そうだね。とりあえず急いで発注しておく」