不本意ですが、天才パイロットから求婚されています~お見合いしたら容赦ない溺愛に包まれました~【極甘婚シリーズ】
でも家族がそばにいてくれるなら大丈夫かもしれないと思ってアルバムを開いてみた。
アルバムのページを捲っていくと、トラウマが再燃することはなく、懐かしい気持ちでいっぱいになる。
すると写真の中で見覚えのある景色を見つけた。
「あれ? ここってサウスパークだよね?」
私が指さした写真をみんな見る。
「あぁ、そうだな。昔はよく遊びに行っていたから写真でも多く残っているだろう」
兄の言う通り、他にもサウスパークで撮った写真が多く出てきた。中には柵越しに海を眺めている私のうしろ姿もあった。
ここ、大翔との初デートの時に行ったところだ。
次のページを捲ると、ところどころ写真が抜けていた。
「なんか写真がいっぱい抜けているけど、どこにいっちゃったの?」
ページを捲っていくたびに写真の抜けが多い。気になって聞いていると、三人は顔を見合わせる。
「抜いた写真には、桜花が忘れてしまった相手と写っているんだ」
眉尻を下げて話す兄は、「だから悪いけど抜いて別のアルバムにしまってある」と説明してくれた。
アルバムのページを捲っていくと、トラウマが再燃することはなく、懐かしい気持ちでいっぱいになる。
すると写真の中で見覚えのある景色を見つけた。
「あれ? ここってサウスパークだよね?」
私が指さした写真をみんな見る。
「あぁ、そうだな。昔はよく遊びに行っていたから写真でも多く残っているだろう」
兄の言う通り、他にもサウスパークで撮った写真が多く出てきた。中には柵越しに海を眺めている私のうしろ姿もあった。
ここ、大翔との初デートの時に行ったところだ。
次のページを捲ると、ところどころ写真が抜けていた。
「なんか写真がいっぱい抜けているけど、どこにいっちゃったの?」
ページを捲っていくたびに写真の抜けが多い。気になって聞いていると、三人は顔を見合わせる。
「抜いた写真には、桜花が忘れてしまった相手と写っているんだ」
眉尻を下げて話す兄は、「だから悪いけど抜いて別のアルバムにしまってある」と説明してくれた。