不本意ですが、天才パイロットから求婚されています~お見合いしたら容赦ない溺愛に包まれました~【極甘婚シリーズ】
彼の手を握り返し、そっと肩に身体を預けた。
「じゃあお互いの夢を叶えたら、大翔は私にプロポーズしてくれるの?」
「もちろん。一生忘れられないプロポーズをしてやるから楽しみにしてろよ」
「絶対だからね?」
「あぁ、約束だ」
顔を見合わせて笑い合った後、引き寄せられるように将来を誓うように甘い口づけを交わした。
次の日、私はさっそくセレクトショップ出店への返事をした。向こうも喜んでくれて、すぐにロンドンに来てほしいと言ってくれた。
とはいえ、すぐに長い時間店を開けるわけにはいかず、引継ぎをしながらロンドンと日本を行き来して開店準備を進めていった。
それからは本当に時間が経つのがあっという間だった。
ロンドンに移り住んで出店に向けて忙しくなってくると、大翔と会える時間は極端に減り、連絡頻度も減っていった。
寂しくはあったけれど、大翔も頑張っていると思うと乗り越えられたんだ。
それに大翔は上司に頼んで月に一度は国際線のロンドン便をシフトに入れてもらい、ふたりで丸一日甘い時間を過ごすことができていた。
それぞれの近状報告をしながら肌を寄せ合い、愛を確かめ合う。そんな幸せな時間が合ったから離れていても頑張れたんだと思う。
「じゃあお互いの夢を叶えたら、大翔は私にプロポーズしてくれるの?」
「もちろん。一生忘れられないプロポーズをしてやるから楽しみにしてろよ」
「絶対だからね?」
「あぁ、約束だ」
顔を見合わせて笑い合った後、引き寄せられるように将来を誓うように甘い口づけを交わした。
次の日、私はさっそくセレクトショップ出店への返事をした。向こうも喜んでくれて、すぐにロンドンに来てほしいと言ってくれた。
とはいえ、すぐに長い時間店を開けるわけにはいかず、引継ぎをしながらロンドンと日本を行き来して開店準備を進めていった。
それからは本当に時間が経つのがあっという間だった。
ロンドンに移り住んで出店に向けて忙しくなってくると、大翔と会える時間は極端に減り、連絡頻度も減っていった。
寂しくはあったけれど、大翔も頑張っていると思うと乗り越えられたんだ。
それに大翔は上司に頼んで月に一度は国際線のロンドン便をシフトに入れてもらい、ふたりで丸一日甘い時間を過ごすことができていた。
それぞれの近状報告をしながら肌を寄せ合い、愛を確かめ合う。そんな幸せな時間が合ったから離れていても頑張れたんだと思う。