不本意ですが、天才パイロットから求婚されています~お見合いしたら容赦ない溺愛に包まれました~【極甘婚シリーズ】
「ちょっと大翔?」
突然のことになにごとかと注目が集まる中、大翔はポケットの中から小さな箱を手に取った。
「さっき言ったように、世界で一番幸せにすると誓う。……松雪桜花さん、俺と結婚してくれませんか?」
熱い眼差しを向けられて放たれたプロポーズの言葉に、飛行機の中でたくさん泣いたというのにまた目頭が熱くなっていく。
大翔は疑問形で聞くけれど、答えなんてひとつしかないじゃない。
私は彼から箱を受け取り、「はい!」と力強く返事をした。
すると大翔は立ち上がり、私の腰に腕を回して抱き上げた。
「わっ!? 大翔、これは恥ずかしいから」
「無理。桜花が俺の嫁になるってみんなに自慢したいから」
「自慢って子供みたいなこと言わないで」
なんて言い合いをしている間に多くの人が集まっていて、大きな拍手が送られた。
照れ臭くなるも嬉しくて、幸せな気持ちで溢れた。
突然のことになにごとかと注目が集まる中、大翔はポケットの中から小さな箱を手に取った。
「さっき言ったように、世界で一番幸せにすると誓う。……松雪桜花さん、俺と結婚してくれませんか?」
熱い眼差しを向けられて放たれたプロポーズの言葉に、飛行機の中でたくさん泣いたというのにまた目頭が熱くなっていく。
大翔は疑問形で聞くけれど、答えなんてひとつしかないじゃない。
私は彼から箱を受け取り、「はい!」と力強く返事をした。
すると大翔は立ち上がり、私の腰に腕を回して抱き上げた。
「わっ!? 大翔、これは恥ずかしいから」
「無理。桜花が俺の嫁になるってみんなに自慢したいから」
「自慢って子供みたいなこと言わないで」
なんて言い合いをしている間に多くの人が集まっていて、大きな拍手が送られた。
照れ臭くなるも嬉しくて、幸せな気持ちで溢れた。