愛されていない人質妻ですが、敵国王子の溺愛を所望中!
15.私のオシゴト
『好きなだけ寝てていいから』
“――って、言ってくれたけど”
初めての夜を終えた翌朝……というより既に昼前。
朝には執務へと向かったアルドとは違い、彼の言葉に甘えまだベッドで横になったままの私は大きなため息を吐いた。
「まぁ、その、いいんじゃないでしょうか?」
「良くないわよ、今日も訓練に参加できなかったわ」
「そもそもお嬢様が参加なされるものではありませんが」
アルドに言い付けられたらしく、私の世話に来てくれたのはやはりというか当然というかミィナであった。
「体力には自信があったのに」
「体力というか、その……」
言い辛そうに頬を赤らめるミィナに釣られて私も頬がじわりと熱くなる。
「……マッサージいたしますね」
「ありがと……」
“腰が痛くて動けないだなんて!”
腰というより下半身。
彼が起きたことに気付いて私も一緒に起きようとしたのだが、足に力が入らなかったのだ。
“それにその、まだナカに入ってる感覚があるのよね”
圧倒的な異物感がまだ下腹部に残り、昨日の行為がハッキリと思い起こされる。
「ゆっくり揉みますよ」
「お願いね」
“――って、言ってくれたけど”
初めての夜を終えた翌朝……というより既に昼前。
朝には執務へと向かったアルドとは違い、彼の言葉に甘えまだベッドで横になったままの私は大きなため息を吐いた。
「まぁ、その、いいんじゃないでしょうか?」
「良くないわよ、今日も訓練に参加できなかったわ」
「そもそもお嬢様が参加なされるものではありませんが」
アルドに言い付けられたらしく、私の世話に来てくれたのはやはりというか当然というかミィナであった。
「体力には自信があったのに」
「体力というか、その……」
言い辛そうに頬を赤らめるミィナに釣られて私も頬がじわりと熱くなる。
「……マッサージいたしますね」
「ありがと……」
“腰が痛くて動けないだなんて!”
腰というより下半身。
彼が起きたことに気付いて私も一緒に起きようとしたのだが、足に力が入らなかったのだ。
“それにその、まだナカに入ってる感覚があるのよね”
圧倒的な異物感がまだ下腹部に残り、昨日の行為がハッキリと思い起こされる。
「ゆっくり揉みますよ」
「お願いね」