ハイドランジア





「───(さく)?あーあいつだめだよ。
好きな人いる」






たまたま聞こえたクラスメイトの牧野くんの声。


私の心を読んだのかと思った。


心を読んで、わざと今日を諦めさせようとしているのかと思った。






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