情炎の花〜その瞳に囚われて〜
そして徐々に脚の中央へとやってきて、脚を降ろされたかと思えばまた両脚を固定され、すでに蜜で蕩けている熱い場所へと顔を埋めた。
「あっ…やっ…んっ…」
どんどん溢れてきているのが自分でもわかった。
玄は喰らいつくように攻め立てる。
「甘い」
まずいっ…
これ以上は…
「げ、玄っ…」
チラッと私を見るだけで辞めてくれない。
それどころか指も入ってきて私の中を押し上げるように刺激される。
「やっ…はぁんっ!」
広い寝室に響く私の悲鳴に似た声。
何か出た…
ヤダ…
泣きそう…
シーツが…
「凪、上手にイケたな」
玄はそう言ってまた自分も全ての服を取払い昨日のようにピリっと袋を開けて装着する。