情炎の花〜その瞳に囚われて〜
腕まくらをされて横向きになったと思えば、片脚を持ち上げられた。

え…?

私は訳もわからず顔だけ振り返ればまた強烈なキスが降ってきて、そのままゆっくりと玄が入ってきた。

「んっ…」

ヤバい…
昨日と全然…

そしてゆっくり動きながら奥までたどり着いたと思えば、更に奥へとガンと突くように腰を打ちつけられる。

「あっ…玄っ…」

玄の呼吸が耳元で聞こえてきておかしくなりそう。

「クッ…はぁ…」

同時に胸も揉み込まれ、頂点の蕾を指で弾かれる。

「あっ…はぁっ…」

「凪っ…痛くないか?」

動きはそのままで息を漏らしながら色気のある低い声で聞いてくる玄。

「き、きもち…いいっ…」

まさか自分がこんな事を口にする日が来るとは思ってもみなかった。
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