情炎の花〜その瞳に囚われて〜
「私は玄のでしょ?」
「…ああ」
「玄にしか、こんな…玄にだけだよ? わかんない?」
私は玄がいるから生きてる。
目があって玄の瞳がグラっと揺れたと思えば、フッと笑った。
「ああ。そうだな。共有は出来ないが、他のやつに見せてやるくらいはしてやってもいい」
「ふふっ何それ」
「お前は、俺のだもんな」
「そうだよ。玄のだよ。玄にこの命、助けてもらったあの日から私は玄の為につかうって決めたの」
玄は驚いた顔をする。
そしてまたいつもの優しい顔をした。
「凪。愛してる」
「私も。玄」
「悪かった。その…手荒で…」
私は首を横に振る。
「ショーが終わった時、玄がすぐに出て行っちゃって、寂しかったよ」
「ああ。悪い。お前が魅力的すぎてステージまで行って攫ってしまいたくなるんだよ俺」
「…ああ」
「玄にしか、こんな…玄にだけだよ? わかんない?」
私は玄がいるから生きてる。
目があって玄の瞳がグラっと揺れたと思えば、フッと笑った。
「ああ。そうだな。共有は出来ないが、他のやつに見せてやるくらいはしてやってもいい」
「ふふっ何それ」
「お前は、俺のだもんな」
「そうだよ。玄のだよ。玄にこの命、助けてもらったあの日から私は玄の為につかうって決めたの」
玄は驚いた顔をする。
そしてまたいつもの優しい顔をした。
「凪。愛してる」
「私も。玄」
「悪かった。その…手荒で…」
私は首を横に振る。
「ショーが終わった時、玄がすぐに出て行っちゃって、寂しかったよ」
「ああ。悪い。お前が魅力的すぎてステージまで行って攫ってしまいたくなるんだよ俺」