情炎の花〜その瞳に囚われて〜
変わらず玄は俺んちのソファにドカッと座る。
もういちいち俺も突っ込まない。
「なぁ」
「どした?」
「あの…」
なんだ?
珍しく言いづらそうにしてる。
「なんだよ」
「プロポーズってどうやんの?」
は?
何で俺に聞く?
「いや知らねぇよ! 俺もした事ねぇわ!」
どうやら玄はいよいよ凪ちゃんにプロポーズをする事にしたらしい。
「松田に聞けば?」
松田はああ見えて妻子持ちだ。
「絶対無理。こんなのお前にしか無理」
ほら。サラッと言う。
仕方ねぇな。
俺は携帯を操作する。
「まず指輪だ。婚約指輪だと。んで、どっかのレストランとか行って、結婚して下さいって言え」
「指輪か。サイズは?」
「俺が知るわけねぇだろ! 凪ちゃんに聞けよ!」
「驚かしたい」
まじで。少年なの?なぁ。
「んじゃ、凪ちゃん寝てる時でも何とかして測れよ」
「バレない?」
何を楽しそうに言ってんだかよ。
お前の顔、鏡で見せたいわ本当に。
「大丈夫だろ」
もういちいち俺も突っ込まない。
「なぁ」
「どした?」
「あの…」
なんだ?
珍しく言いづらそうにしてる。
「なんだよ」
「プロポーズってどうやんの?」
は?
何で俺に聞く?
「いや知らねぇよ! 俺もした事ねぇわ!」
どうやら玄はいよいよ凪ちゃんにプロポーズをする事にしたらしい。
「松田に聞けば?」
松田はああ見えて妻子持ちだ。
「絶対無理。こんなのお前にしか無理」
ほら。サラッと言う。
仕方ねぇな。
俺は携帯を操作する。
「まず指輪だ。婚約指輪だと。んで、どっかのレストランとか行って、結婚して下さいって言え」
「指輪か。サイズは?」
「俺が知るわけねぇだろ! 凪ちゃんに聞けよ!」
「驚かしたい」
まじで。少年なの?なぁ。
「んじゃ、凪ちゃん寝てる時でも何とかして測れよ」
「バレない?」
何を楽しそうに言ってんだかよ。
お前の顔、鏡で見せたいわ本当に。
「大丈夫だろ」