情炎の花〜その瞳に囚われて〜
食後のデザートが運ばれてくる。
凪は甘いものが好きだ。
凪を見れば嬉しそうに目を輝かせている。
俺からすればお前が美味そうだ。
そしてまたシャンパンを注がれる。
スタッフが出て行ったタイミングで凪が話し出す。
「玄。ありがとう。こんな素敵なところ連れてきてくれて。あのね、これ…」
そう言ってバックからラッピングされた名刺くらいの大きさの箱を俺に差し出した。
「なんだ?」
「ほら、バレンタイン近いし。プレゼント。開けてみて?」
俺は面食らう。
まさか凪からプレゼントがあるとは思ってもみなかった。
そしてさっそくラッピングを丁寧に剥がして蓋を開ければ、そこには俺のイニシャルが彫ってあるシンプルなシルバーのシガーケースだった。
「ほら、今のやつだいぶ使い込んでたでしょ?」
確かに。
そろそろ買い替えようと思っていた。
「ありがとな。大事にする」
凪は甘いものが好きだ。
凪を見れば嬉しそうに目を輝かせている。
俺からすればお前が美味そうだ。
そしてまたシャンパンを注がれる。
スタッフが出て行ったタイミングで凪が話し出す。
「玄。ありがとう。こんな素敵なところ連れてきてくれて。あのね、これ…」
そう言ってバックからラッピングされた名刺くらいの大きさの箱を俺に差し出した。
「なんだ?」
「ほら、バレンタイン近いし。プレゼント。開けてみて?」
俺は面食らう。
まさか凪からプレゼントがあるとは思ってもみなかった。
そしてさっそくラッピングを丁寧に剥がして蓋を開ければ、そこには俺のイニシャルが彫ってあるシンプルなシルバーのシガーケースだった。
「ほら、今のやつだいぶ使い込んでたでしょ?」
確かに。
そろそろ買い替えようと思っていた。
「ありがとな。大事にする」