情炎の花〜その瞳に囚われて〜
そんな事言われてやめるわけねぇだろ。

甘い。
夢中になって舌で舐めながら吸い上げる。

「あっ…いっ…」

凪のそこはもう凄いことになってる。
でも凪はイッたあとすぐに入れるのが好きだ。

俺は待ってましたというように一気に奥へ腰を沈める。

「あっ…ダメっ…」

ヤバいな。

「ダメじゃないだろ。お前はこれが好きなんだ」

突き上げる俺の律動に合わせて凪が揺れる。
ベッドの軋む音と、いやらしい水音に混ざって凪のかわいい声が部屋にこだまする。

「やっ…んっ…」

脚を持ち上げさらに深く突き上げる。

「あっ…そこっ…」

「ああ。凪は、ここが好きだもんな」

俺は凪の好きな場所を狙って打ち付ける。

中がとろけるほど熱い。
そして搾り取られるほど締め付けられる。

「クッ…はぁ…」

俺の息も上がる。

こんな乱れた凪を俺しか知らないなんて。
こんなに嬉しいことはない。
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