情炎の花〜その瞳に囚われて〜
私は思わず顔を両手で覆った。
玄はわかってて私の誕生日を結婚記念日にしようと言ってるんだ。
涙が止まらない。
「凪…お前は生まれてきて良かったんだ。これからは、二人で一緒に祝おう」
「ありがとう…」
玄は包み込むように優しく私を抱きしめて、頭を撫でる。
「ニャー」
私が泣いていればヒョウもやってきて、私の顔をクンクンとしてペロペロと舐める。
「泣かないで」と言ってるみたいに。
「ヒョウ…ありがとう」
玄はそんなヒョウの事も撫でる。
こんなに幸せで良いのだろうかと思う程にみんなで寄り添って、幸せを噛み締めた。
玄はわかってて私の誕生日を結婚記念日にしようと言ってるんだ。
涙が止まらない。
「凪…お前は生まれてきて良かったんだ。これからは、二人で一緒に祝おう」
「ありがとう…」
玄は包み込むように優しく私を抱きしめて、頭を撫でる。
「ニャー」
私が泣いていればヒョウもやってきて、私の顔をクンクンとしてペロペロと舐める。
「泣かないで」と言ってるみたいに。
「ヒョウ…ありがとう」
玄はそんなヒョウの事も撫でる。
こんなに幸せで良いのだろうかと思う程にみんなで寄り添って、幸せを噛み締めた。