情炎の花〜その瞳に囚われて〜
北じゃないのか?

北なら絶対、自分たちの手で来るはずだ。

その時。

あの破門した安藤がマスクをして現れたかと思えば発砲してきやがった。

パァン! パァン! パァン!

右肩、左脇腹、左胸…

俺は最後に安藤に向かって引き金を引いた。

パァン! パァン!

ドサっと安藤が倒れる。

クッ…
凪…


そこで俺の意識は切れた。


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